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車の運転をしていて、前に軽トラがいると「遅いな」と感じたことはありませんか?毎回とは言いませんが、ほとんどの軽トラはあまりスピードが出ていないように感じます。なぜなのか不思議に思ったので調べました。
日本にある軽トラの台数
日本にある「軽トラック」の台数は、2023年9月時点で、848万台と推定されています。
この台数は、「軽トラック」と「軽バン」を合わせたもので、人口100人あたり6.71台に相当します。
軽トラの保有台数は地域によって大きく異なります。
例えば、長野県では人口100人当たり14.76台と最も多く、次に高知県で、14.76台と続きます。
一方、東京都では、人口100人あたり1.77台と最も少ないそうです。
農業などで使われているので、地方のほうが台数が多いいですね。
地方では農作業している高齢者が乗っている印象があり、高齢者はあまりスピードを出さないので軽トラは遅い印象があるのでしょうか?
しかし、それだけではなさそうです。
軽トラの歴史
現代の軽トラックの元祖といわれるのは、1960年に『東急くろがね工業』が発売した「くろがねベビー」がそうだとされています。
しかし、『東急くろがね工業』は1962年に自動車製造から撤退しています。
現在の軽トラよりも丸くてかわいい感じですね。
今、この形で販売しても売れそうな気がします。
現在、国産8メーカーから軽トラックが発売されていますが、実際に製造しているのはダイハツとスズキの2社だけで、他のメーカーはOEM供給を受けています。
軽トラックは日本独自の規格であり、海外ではほとんど見かけませんが、近年では海外でも人気が高まっているようです。
特にアメリカやオーストラリアなどでは、軽トラックのコンパクトさや耐久性が評価されており、高値で取引されているそうです。
軽トラはなぜ遅い?
軽トラが遅い理由の一つ目は、パワーが低いため、加速や上り坂に弱く高速道路などでは、スピードが出にくいのだそうです。
例えばダイハツの軽トラ「ミゼット」の最高出力は38馬力で、最高速度は105km/hです。
これに対して、同じダイハツの軽自動車「ミラ」の最高出力は58馬力で、最高速度は140km/hです。
二つ目の理由として、軽トラは荷物を運ぶことを目的としているので、燃費や走破性を重視した設計になっています。
そのため、ミッションのギア比が低く回転数が高くなります。
例えば、「ハイゼット」の5速MTでは、100km/h走行時の回転数は約4000rpmです。
これに対して、「ミラ」の5速MTでは、100km/h走行時の回転数は約3000rpmです。
このように、軽トラは他の乗用車に比べて回転数が高くなります。
もう一つの理由として、これは僕の経験からですが、軽トラを運転しているのは比較的高齢の方が多いいように感じます。
高齢者の方は、安全運転なのであまりスピードが出さないのではないでしょうか?
まとめ
軽トラが遅く感じる理由を調べてみましたがいかがでしたでしょうか。
前に遅い車がいてもイライラせず安全運転を心掛けたいですね。
最後まで読んで頂き感謝します。
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